2012/04/26

BLACK SPRING.



newClutch、LoveWang (♥_♥)



 
 Alexander Wang   “Prisma Giant Clutch"





JacksonPollock





学生の頃から、ひとりでボーッと美術館に行くのが好きです。
あの、“無”になれる時間が好きなんです。
全然詳しくはないのですが、
誰もが知っているようなメジャーどころの芸術家たちの作品は、結構見て来た気がします。

と言っても彫刻や工芸には一切興味がなくて、美術館でも絵画しか見ません。
明るい色彩の西洋画が好みなので、
例えばゴッホのような力強い色使いはちょっと好みと違う。
インテリアとして考えるなら可愛いと思えるのですが、ピカソもあまり・・・。

同じように力強い印象ですが、シャガールはなんだか好き。
もっと淡い印象のフェルメールやレンブラントはとても好きです。
ボッティチェリ等の宗教画も好き。
2月に行ったゴヤ展でも、ゴヤが描くなんて意外・・・というイメージの宗教画が素敵で、
フレームに入ったマリアの描かれた作品をお土産に買いました。

マリアも含め、基本的に美しい女性が描かれた絵は大好きです。
だからクリムトは部屋に飾っているくらいだし、なんならミュシャも綺麗で好きです。
その流れで、西洋画ではありませんが竹久夢二も好き。



そんな私ですが、現代アートはちょっと苦手。
POPアートはもちろん好きですが、
シュルレアリスムや抽象美術などが好みではないみたい。。。

なので自分ではあまりモダンアートの展覧会は選ばないのですが、
先日彼に誘われて、一緒にジャクソン・ポロック展へ行ってきました☆

・・・素敵でした!
色合いが、すごく。想像以上に。


ジャクソン・ポロックは20世紀アメリカの画家。
抽象表現主義の代表的な画家であり、ポロックらニューヨーク派の活躍により、
1950年ごろから美術の中心地はパリではなくニューヨークであるとも考えられるようになりました。

絵の具がピシャッと飛び散った様な彼の作品は、「オール・オーヴァー」と呼ばれています。
床に広げた大きなキャンパスに絵具をふり注いで描く「アクション・ペインティング」。






展示の途中、メイキングの様な映像が流れていました。
大空の下に広げた大きなキャンバスの上に絵の具をリズミカルに落とし、
タバコをくわえたままどこか気怠そうに黙々と作品に取り組むポロックの姿は、
なんとも渋くてかっこ良いのです。
作品の色合いはどれも情熱的。






そんなポロックのたくさんの作品を見て、私が一番気に入ったのがこの作品 ↓ 。
ポストカードも買ってしまって、飾っています♪

一番抽象画っぽくない、彼の代表的な作品とは明らかに違うこちら。笑